ダウン症の娘②

娘はダウン症と言われました

それ以外にも低血糖症だとも

普通の子よりも元気のない感じお乳も飲む力も気力もない

ただ、薬を飲んでいけばいつかは飲めるようになるよ

と淡々と言われた言葉の中にその「いつか」はいつなのか

聞くことは出来ませんでした

帰りの車の中、付き添いで妻の元に居てくれた義理母と一緒に帰りました

お互い妻のこと子供のこと前向きには話した記憶がありますが曖昧な記憶です

それだけ頭の中が真っ白でした

たぶん、一人で帰ってたら事故していたと思います

それくらい集中力が切れかけていました

糸の切れた人形みたいです

 

何かにすがりたい

次の日、休日だったと思います

不安でいっぱいだった私は親にも友人にも話が出来ず会社の先輩に電話してました

何かしらアドバイスをくれるはずと藁にもすがるおもいでした

開口一番、涙が出て止まりませんでした

娘の将来のこと息子に苦労かけると

妻、自分たちがこれから普通の家庭が築けないという安易な不安です

今でこそ前向きに考えられ子供達、自分達の将来の事を考えることが出来ますが当時は苦しかったです

一通り私の話を聞いた先輩は

どんな子供でも生まれた事に感謝

生まれたからにはその子供を育てる責任を説いてくれました

また、今の時代色々な行政からの支援の事も教えてくれました

先輩はその後も会社への話をつけてくれて

長期休暇の申請までやってくれました

 

 

時間をかけて

この時妻子供と一緒にいた事

病院のNICUで一生懸命生きようとしてくれてる娘との時間

この期間が無かったら私はどこかで壊れてたと思います

 

 

誰かに相談する

これは絶対に行ってください!誰でも良いです

1人で抱え込んだら絶対に壊れます

行政に会社に友人に家族に助けを自分で求めてください

 

 

 

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