3人目の子供誕生 病院転院と緊急帝王切開 

陣痛、問題

2021.08.30午前3時に妻の陣痛が始まりかかりつけの産婦人科につれていきました

産婦人科ではコロナの関係で産婦人科内に私が入ることは出来ずに妻と妻の荷物だけを助産師さんへ

病院から、妻からの連絡を待つため自宅待機

午後3時に先生の内診の時に問題が見つかったらしく

妻から私に連絡がありました

救急車による緊急搬送をするため別の病院へ移動しなければならないと

妻もだいぶ混乱しているらしく私は更に混乱していました

助産師さんに電話を代わってもらってようやく

話の内容がわかりました

内容としては

ノンストレスチェック時に心拍数に急激な変化があり

  • 陣痛がこれからひどくなった場合子供の状態が悪くなる危険がある
  • 子供が思ったより小さい2100g程度かと思うと

陣痛が始まったら子供は自然に産まれると思い込んでいた私としては驚きを隠せません

転院のため緊急搬送

とりあえず妻が搬送された別病院へ向かいます

そこでその病院の産婦人科へ急いで行きました

妻への問診票や書類

今妻がそれを書けない状態であるのはすぐに分かりました

コロナで病院内へは入れないので待合室で1時間くらい待ちました

時々妻から連絡がありスマホは使える状態でした

「今、検診中」

余裕はあるなとホッとしました

看護師さんから呼ばれて先生のところへ

その道中で

「これからの処置について先生からお話があります」

としきりに言われて心配な私

先生からの言葉

どうも子供の心拍数の低下はかなり危ないらしい

陣痛が始まったら子供は動きが出てくるのにこの子は動きが少ない

へその緒が首に絡まっている

そんな事言われながら帝王切開の書類が目に入りました

帝王切開・・・良く聞きますし妻とも帝王切開の話をしたことがありますが

いきなりやるとは・・・

私は妻に安心させるため

「大丈夫だよ」

といいましたが内心ドキドキ

そのまま妻は緊急帝王切開のための準備をしていました

別室での時間

私は別室に入ってそこから一時間、二時間、三時間

待たされました

誰もいない部屋はいけませんね

悪いことばかり考えてしまう

  • 首にへその緒が絡まったら死んでしまっているのか
  • 酸欠で身体が動かないんじゃないか
  • 脳死状態ではないか
  • 妻は手術中に死んでしまうのではないのか
  • 子どもたち2人を連れて私1人で育てることは出来るのか

など

今考えると考えすぎなほどですね

手術が終わって先に子供のほうが手術室から出てきてひと目見ることが出来るとのこと

その時頭をよぎったのは

これが最後かもしれない

どんな状態なのか

顔色は悪いんじゃないか

ぐったりしているんじゃないかと

先に子供と対面

手術室からでた子供は先生から酸素を吸引された状態で出てきました

通常の新生児に比べても更に小さい子供

体重は1940gと未熟児に分類されます

その小さな身体を手足を動かしている子供

 

私はそれを見て本当に安堵しました

もしかしたら動かない子供と対面するのではないかと心配してましたから

先生から聞いた話だと産まれた時は呼吸していなかったそうで酸素を吸引してから動けるようになったと

そこで2,3分だけ見て子供とはお別れです

子供はNICUへ

パパはコロナの関係で退院まで会えないようで

その姿を目に焼き付けることしか出来ませんでした

次に妻と対面

その1時間後に帝王切開した妻と病室で対面

時間は午後9時を過ぎてました

妻は本当に頑張ってくれました

常に陣痛、お腹の張りがあるなか一日頑張ってくれました

妻と話ししていると先生が入ってこられて子供の状態について説明してくれました

 

酸素欠乏状態で危険な状態でしたが今はそれ以外の問題は見られないと

酸素の状態が悪いと別の病院へ移ることも考えていたそうで

そのため私には残ってもらっていたと

 

新生児の対応する力、生きる力に感動しました

本当に良かった・・・

今の気持ちでしか書けないから

今もNICUで酸素吸引器につながれ黄疸のため処置されていますが懸命に生きてくれる子供

今のこの気持ち、感情を忘れてしまう前に日記として残しておきたいと思い書いています

ありがとう

産まれてくれてありがとう

 

いつか忘れてしまうこの気持ち

けどこの時パパはここまで心配したんだよ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA